血糖値が上がるしくみ

恐ろしい糖尿病

糖尿病の患者数は、ここ数年驚くべき勢いで増え続けています。厚生労働省の糖尿病実態調査によれば1955年から現在までの約50年間で患者数は50倍にふくれあがり、740万人に達しました。しかし糖尿病に対して正しい知識を持ちきちんとしたケアを行っている人は決して多くはありません。


「医師から糖尿病予備軍と言われたけどなんの症状もないし、しばらく放っておいても大丈夫なんじゃないかな?」そんなことを思っている方は是非当サイトをご覧ください。この将来的に糖尿病を発症する可能性の高い「糖尿病予備軍」と呼ばれる方を含めると1620万人にふくれあがるのです。これは成人の6.3人に一人の割合です。なぜ糖尿病患者とその予備軍はこんなにも増えてしまったのでしょうか。


糖尿病とは血液中のブドウ糖濃度、つまり血糖値が高くなりすぎる病気です。ブドウ糖とはご飯やパン、めん類などの炭水化物(糖質)が体内で分解されてできる栄養素で私たちが生きていくうえで欠かすことのできないエネルギーとなります。そして日本人は糖尿病になりやすい体質を持った人が欧米の人たちと比べて多いことがわかっています。この体質は遺伝的に受け継がれるもので家族に糖尿病の方がいる人は糖尿病を発症しやすくなります。


それでも実態調査を始めた50年前の日本において糖尿病は決して多い病気ではありませんでした。糖尿病が急造した理由は私たちの生活習慣の変化にあります。中でも食生活の変化が糖尿病が増加した最大の原因です。私たちの食生活は米や野菜、魚、大豆などを使った和食から肉や乳製品を使った欧米食に変化しました。加えて菓子類、酒類などの嗜好品も豊富になりました。


そして交通手段の発達や家電製品の普及により体を動かす機会が圧倒的に減ったことによる運動不足です。いまではほとんど体を動かすことなく日常生活を行うことが可能になりました。一方、肉体的なストレスが減った半面で増えたのが精神的ストレスです。人間はストレスを感じた時に体内からホルモンを分泌しそれが血糖値を上昇させてしまいます。


以上のことから当サイトでは糖尿病がどんな病気であるのかを理解することで、治療の大切さを感じていただき適切な対処ができるように説明しています。長い年月をかけて培ってきた生活習慣を正すことは、簡単なことではありません。当サイトが糖尿病を防ぎ、改善しようとしている皆さまの一助となることを願ってやみません。