血糖値が上がるしくみ

肥満

肥満ということばはよく聞きますがどのような尺度で肥満を測るのでしょうか。見た目で肥満かどうかはわかりますが本来はきちんとした尺度で表す必要があります。肥満の度合いを指し示す数値として国際的にBMIが用いられます。これはキログラムで表した体重を、メートルで表した身長の二乗で割ったものです。


普通の体型の人で数値は22くらいで、26.4を越えると肥満であるということになっています。そして日本人の約4割が飢餓に備えて脂肪を蓄える節約遺伝子を持っており、欧米人などに比べて肥満になりやすいことがわかっています。


糖尿病を招く生活習慣は同時に肥満を招きます。糖尿病の人には肥満の傾向にある人が多いのですが、肥満と糖尿病は原因が重なるだけでなく、肥満自体が糖尿病の原因になります。肥満によって脂肪細胞が肥大するとインスリンの働きを邪魔する物質がたくさん出てきます。そしてブドウ糖が脂肪に変えられずに血液中にあふれてしまうのです。


太っている人は、そうでない人に比べて糖尿病になる確率が2,3倍高いことが統計にはっきりと表れているのです。肥満は、糖尿病のほかにさまざまな生活習慣病の進行を助長するので、肥満を防ぐことは少なくともかなりの効果があるといえます。この肥満を防ぐため、エネルギーを過剰に摂取することになる食べ過ぎをやめ、カロリー消費を考慮に入れた運動を行うが大事です。


多くの調査や研究によって、適度な食事と運動をすることは、肥満の抑制に有効であることは周知の事実です。そして現代のようなストレス社会ではそれを上手に解消していくことも糖尿病にならないための秘訣です。