食事療法

献立のポイント

『食品交換表』を使って献立を立てるときに便利なのが、和食の献立のかたちのひとつである『一汁三菜』です。一汁三菜とは、主食のごはんに汁物1品、肉や魚を使った主菜1品、煮物や和え物などの副菜を加えた献立をいいます。


この一汁三菜のかたちで献立を考えれば、『食品交換表』に表された6つの分類の食品をバランスよくとることができます。 このように『食品交換表』を使った上での献立のポイントは和食で考えることです。和食で考えると献立作りがうまくいくと思います。


食事療法中であっても家族と違う献立を食べるのは寂しいものです。1人分の食事を別に用意するのも大変なので、その時は糖尿病の食事療法に沿ったメニューを家族の人にも食べてもらうのもいいでしょう。食事療法のメニューは『病院食』ではなく、健康な人にも食べてほしい『健康食』です。


ただし、エネルギー制限があるので健康な人には物足りない面もありますので各人の適切な量に調節することが大切です。そして食事療法を始めた時にはどうしても空腹感を感じるものです。空腹感は糖尿病の一つの症状ですのでここを乗り越え血糖値をコントロールできれば空腹感も和らいでいきます。食事療法は最初が肝心ですので、ゆっくりよく噛んで食べるなど、3週間は我慢することが大切です。


献立を立てるときは『食品交換表』を台所や食卓に貼っておくと、調理をするときに便利です。よく使う食材について書き出しておくのもよいでしょう。『交換表』には、食品80kcalに対する重量が記されています。面倒かもしれませんが最初は食材を計量してから使用しましょう。慣れてくれば見ただけで重量がわかるようになります。