食事療法

外食と加工食品

食事療法を行う際に、最大の難関となるのが外食です。外食の問題点としては次の点があげられます。一つ目は、糖質や脂質が多くエネルギー過多になりやすい。二つ目は、食品の量を把握しにくくエネルギー計算ができない。


三つ目は、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足しやすい。四つ目は、メニューによってタンパク質が多過ぎたり、少な過ぎたりする。五つ目は、味付けが濃く塩分過多になりやすいなどです。このように、外食では食事療法の注意事項を守るのが非常に難しくなります。


外食が多いために食事療法を失敗するケースも多いのです。昼食は弁当を持参するなど、外食をできるだけ避けるようにしたいものです。どうしても避けられない人は、外食は一日一食以内にし、残りの2食で栄養バランスを整えます。外食をする場合はどんなメニューにするのかも大切なポイントです。外食メニューのカロリーを記した外食カロリーブックが市販されているので利用してみるのもよいでしょう。一般的に丼物などの一品物よりも定食メニューなど野菜が多く取れるものは栄養バランスが偏りません。


インスタント食品やレトルト食品、または冷凍食品などの加工食品は現代人の食生活に深く入り込んでいます。便利なためについつい利用してしまう人も多いかもしれませんが、こうした食品は見た目以上にエネルギーが高く、栄養バランスに問題があることが少なくありません。


加工食品の食べ過ぎが原因で、糖尿病を発症したと考えられる人も多いのです。しかし、最近の健康志向を反映し、加工食品の中にも栄養バランスに配慮したものが増えてきました。栄養表示のある商品も多いため、エネルギー計算がしやすいというメリットもあります。忙しくて加工食品に頼らざるを得ない人もいるでしょう。栄養成分をチェックする、冷凍野菜の利用、インスタント食品に野菜を追加するなどひと手間加える工夫で上手に活用しましょう。