運動療法

有酸素運動

筋肉を鍛えて体づくりができたら、運動をして血糖値を下げましょう。ウォーキングや水中歩行など、長い時間続けて体を動かせる有酸素運動をすることが大切です。酸素を取り込みながら体を動かすことで、血液中の糖や脂肪が効率よく消費されます。


1回の運動を20分以上続けることで、効率よく脂肪を燃やすことができます。有酸素運動にはウォーキングや水中歩行の他に、ジョギング、水泳、サイクリングなどもあります。


ウォーキングやサイクリングなどは日常の生活の中に取りいれるとよいでしょう。たとえば家から駅まで、または一駅の間を歩くだけでもかなりの運動になります。ちょっとした距離なら自転車で移動することもよいでしょう。また、万歩計を利用して日々の歩数を把握することも有酸素運動をすることでとても効果があります。


運動を始めるときは、健康状態に合わせた運動のメニューやペースを考えましょう。血糖値を下げるためには、無理をせずに長く続けられる運動をすることが大切です。競争心は捨てて笑顔で会話ができるくらいの余裕を持ち、自分に合ったペースで運動しましょう。自分に合ったペースは運動中の心拍数を測ることでわかります。心拍数は1分間の心拍数を数えますが、15秒間の心拍数を数え、それを4倍することで1分間の心拍数とする数え方もあります。


40歳代では1分間の心拍数は108回程度の運動が体に負担が少なく理想的な心拍数だと言われています。もちろん慣れてきたらそれ以上の心拍数でもOKです。いずれにしても健康状態は人によって様々です。循環器疾患のある人は、心拍数は110を越えないように気をつけなければいけませんし、高血圧の人は血圧の上昇に気をつけて運動しましょう。