予防と改善

運動療法

食事で摂取した栄養素を消費するためには、運動が必要です。栄養素の摂取方法を正しても、それを消費できなければ意味がありません。運動療法には、エネルギーを効率よく消費するポイントがあるのです。


そして運動というとウォーキングなどの有酸素運動が思い浮かぶかもしれませんが有酸素運動を行う前にはまずは筋力をつけなければなりません。筋力をつけるためにはダンベル体操をはじめとしたレジスタンス運動が必要です。


肉体労働の機会が減った現代社会において、日常生活の中でレジスタンス運動をする機会はなかなかありません。しかし、エネルギーを効率よく代謝するためにはこのレジスタンス運動を毎日、日常的に行うことが不可欠なのです。


なぜ筋力をつける必要があるのでしょうか。エネルギー消費にはただ生きているだけで消費する基礎代謝と、運動することで消費する運動エネルギー代謝があります。基礎代謝も運動エネルギー代謝も、筋肉量に比例して増加します。つまり同じように生活をしても、筋力のある人は筋力の無い人よりも多くのエネルギーを消費することができるのです。また脂肪細胞はインスリンの働きを邪魔して血糖値を上昇させますが、体内に蓄積された脂肪のほとんどは筋肉で燃焼します。


筋肉を増やさなければ脂肪は消費されないのです。こういうことから、代謝を正すためにレジスタンス運動は欠かせません。レジスタンス運動で筋力をつければ、有酸素運動で消費するエネルギー量もアップします。そしてこの両者の運動を効果的に取り入れることで全体的な代謝もアップすることになるのです。