予防と改善

睡眠方法

睡眠中、私たちの体は新陳代謝という非常に重要な活動を行っています。新陳代謝とは、簡単にいえば細胞の入れ替えのことです。人間の体は、一定のサイクルで生まれ変わっています。一年前と同じ細胞を、今でも持っている人はいないのです。


糖尿病及び糖尿病予備軍の人は、高血糖のために体の組織が傷ついていることが多く、抵抗力が低下しています。睡眠をしっかりとり、新陳代謝を活発にしなければなりません。古く傷ついた細胞のままでは、いくら食事や運動に気をつけても、代謝のシステムを正すことはできないのです。


良質な睡眠をとるためにまずは安眠を妨げる要因を排除することが大切です。例えばカフェインには覚醒作用がありますのでコーヒー、紅茶、緑茶などは睡眠の前には飲まない。また、過度のアルコール摂取は睡眠の質を低下させます。


精神的なストレスも睡眠を阻害しますのでリラックスして眠りにつくようにしましょう。また、眠りにつきやすい環境を整えることも大切です。眠りに入ると体温が下がるため布団のかけ過ぎや厚着、暖房などに注意が必要です。部屋が明るいと眠りの質が低下しますので、電気を消し、カーテンなどで外の光を遮ります。


そしてなによりも大切なのは就寝と起床は一つの習慣ですから時間を決めた規則正しい生活が大切です。睡眠不足や睡眠の質の低下は、血糖値を上昇させる原因となります。質の高い、十分な睡眠をとることで、血糖コントロールをスムーズにし、代謝もアップすることになるのです。